大人の場合 その1 自閉症スペクトラム障害かも?と思ったら(2)
「やっぱり自分は自閉症スペクトラム障害かなあ?」
とか、「やっぱりアスペルガー症候群っぽいかなあ?」
そういう思いがぬぐい去れない場合、どうしましょうか?
特に生活に不都合がなければ、別に医師の診断は必要ないかもしれません。
ただ、生活に不都合がある場合、医師の診断を受けて適切な対応をした方が何かと生きやすくなることも多いものです。
そのあたりは、個々人の判断になります。
では、生活の不都合、それはどんな場合でしょうか?自分で不都合と感じればそれが不都合なんですが、具体的に例を考えてみましょう。
- 何かと人と衝突しやすい。
- 人づきあいに非常に疲れを感じる。
- 職場で叱られてばかりいるけれど原因がわからない
- 周りと同じ行動がどうしてもとれない。
- 気分が安定しない。
などでしょうか。
もっと詳しく知りたい方は下記の本などを参考になさると良いかと思います。(豊富なイラストつきで解説されていますのでわりと実感がわきやすいかもしれません)
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さて、実際に困りごとがあるならば、診断を受ける医療機関をさがす前に、相談先をさがすことになります。
というのは、発達障害を検査・診断できる医療機関はまだ少ないので、相談機関を仲介して医療機関を紹介してもらった方が、自力でさがすより手間がかからないのと、紹介状などをいただける場合があるからです。
どのような相談先があるのでしょうか。
次項でそのあたりに触れていきます。
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投稿者:狸穴猫
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