自閉症の療育って? 自閉症スペクトラム児の療育(1)
自閉症スペクトラム児向けの療育あれこれ
自閉症スペクトラム児の療育法はここ10年ほどで格段に選択肢が増えてきました。お子さんに合った療育を選択できる時代になってきたと言えます。
- 視覚支援・構造化型アプローチ
- TEACCH PECS
- 身体面からのアプローチ
- 感覚統合療法 整体・ボディワーク 運動アプローチ ビジョントレーニング アーレンレンズ
- 認知面からのアプローチ
- 認知行動療法 ソーシャルストーリーズ
- 行動心理からのアプローチ
- 応用行動療法(ABA) RDI(対人関係発達支援)
- 行動学習によるアプローチ
- SST(ソーシャルスキルトレーニング) コミュニケーショントレーニング
- その他のアプローチ
- 音楽療法 聴覚統合療法 アロマ療法 栄養療法
療育方法の選び方
現在も自閉症スペクトラムのメカニズムはほとんど解明されておらず、「コミュニケーションの障害」「社会性の障害」「想像力の障害」といった学習に依存する部分の大きいおおざっぱな性質で定義されており、障害のメカニズムで定義されていません。そのことは療育法の評価を非常に困難なものとしており、このため、方法としての有効性が証明されているものであっても、お子さんによっては合わないケースもありますし、現時点で有効性が証明されていない方法であっても、改善例が多数報告される療育法も多数あります。
こういった現状の中でお子さんに適した療育法を選ぶためには、まずお子さんの状態・行動を親御さん自身がよく観察し、その観察をもとに各種療育のやり方が合いそうかどうかを判断していくことが肝要になります。
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投稿者:狸穴猫
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